J2も折り返しを過ぎて第29節が終わりました。今年は台風や豪雨の影響で各チームの消化試合数にバラつきがあり、暫定順位となっていますが、J1昇格に向けた争いが激しくなっています。
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【勝ち点15差に10チームの混戦状態】
J2順位表(第29節終了時点、10位まで)
順位 | チーム名 | 勝ち点 | 試合数 | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 差 |
1 | 松本山雅FC(昨季8位) | 56 | 29 | 16 | 8 | 5 | 42 | 26 | 16 |
2 | FC町田ゼルビア(昨季16位) | 53 | 28 | 15 | 8 | 5 | 48 | 34 | 14 |
3 | 大分トリニータ(昨季9位) | 51 | 29 | 15 | 6 | 8 | 50 | 35 | 15 |
4 | 横浜FC(昨季10位) | 49 | 28 | 13 | 10 | 5 | 42 | 32 | 10 |
5 | 大宮アルディージャ(昨季17位 ※J1) | 47 | 29 | 14 | 5 | 10 | 47 | 34 | 13 |
6 | 東京ヴェルディ(昨季5位) | 46 | 29 | 12 | 10 | 7 | 39 | 29 | 10 |
7 | アビスパ福岡(昨季4位) | 46 | 27 | 13 | 7 | 7 | 37 | 27 | 10 |
8 | レノファ山口(昨季20位) | 43 | 28 | 11 | 10 | 7 | 47 | 46 | 1 |
9 | 徳島ヴォルティス(昨季7位) | 41 | 28 | 12 | 5 | 11 | 34 | 27 | 7 |
10 | ファジアーノ岡山(昨季13位) | 41 | 28 | 11 | 8 | 9 | 29 | 26 | 3 |
今季のJ2は、松本山雅のチーム成熟度が目立つ一方で、昨季下位に低迷したチームの躍進が目立ちます。その一方で、J1からの降格組が不振にあえぐなど、昨季の顔ぶれとはまた異なった状況となっています。実際には消化試合数の少ないチームが6チームあり、勝ち点差はもっと縮まるものと想定されます。
【チーム成熟度の高いクラブ】
主に松本山雅(首位)、町田ゼルビア(2位)、大分トリニータ(3位)、東京ヴェルディ(6位)がこの傾向にあると言えます。特に松本山雅は反町康治監督7年目のシーズンを迎えており、3年ぶりのJ1昇格に向けて、万全の体制と言えます。町田ゼルビアに関しては相馬直樹監督5年目のシーズンとなり、スタジアムの関係でJ1昇格はできないものの、組織的な攻撃が光り、ピタリと2位につけています。
大分トリニータは戦略家・片野坂知宏監督3年目のシーズンとなり、J3からの昇格の勢いをそのままに、今季もポゼッションサッカーを継続しています。東京ヴェルディはミゲル・アンヘル・ロティーナ監督2年目のシーズンを迎え、J1昇格に向けた勝負の年と言えます。今季昇格を逃すと、U-21日本代表MF渡辺皓太やU-19日本代表MF藤本寛也などのユース出身選手が数多くJ1チームに引き抜かれてしまう可能性が高くなってしまいます。
【下位チームの大躍進、J1降格チームの不振】
町田ゼルビア(昨季16位→2位)、レノファ山口(昨季20位→6位)の躍進が際立っています。レノファ山口に関しては、FWオナイウ阿道やFW高木大輔の活躍が目立ちますが、守備面では46失点と昨季とほぼ同様となっており、攻撃面が特に光っていると言えます。
【今年もシーズン途中での「個人昇格」が目立つ】
混戦模様が続くJ2ですが、今季もJ1クラブへの有力選手の引き抜きが数多く起こっており、残り試合の行方に大きく左右すると言えます。上位陣ではMF前田直輝(松本山雅→名古屋グランパス)、DF畠中慎之輔(東京ヴェルディ→横浜F・マリノス)、MF小野瀬康介(レノファ山口→ガンバ大阪)、MF島屋八徳(徳島ヴォルティス→サガン鳥栖)という主力級の選手が相次いでJ1に活躍の場を移しています。特に大幅な戦力ダウンとなったレノファ山口は第19節以降勝利が無く、完全に失速。順位を大きく下げてしまっています。
【残り13節の行方は?】
首位を走る松本山雅ですが、MFパウリーニョの負傷離脱というアクシデントがあったものの、中盤の層の厚さで穴埋めできており、J1昇格に向けて視界は大きく開けていると言えます。2位の町田ゼルビアはJ1昇格ができないという状況でも高いモチベーションを保ち、スタジアムの整備を求めて地元・町田市を動かそうと躍起になっています。なお、仮に町田ゼルビアが2位以内に入った場合、3位チームのJ1繰り上げ昇格はありません。この場合、自動昇格は1チームのみとなります。
夏場に得点を固め取りしている3位大分トリニータがダークホース的な存在と言えます。またDF畠中慎之輔を失いながらも、残ったメンバーで大分トリニータを相手にスコアレスドローに持ち込んだ6位東京ヴェルディも今後に期待できるチームの1つと言えるでしょう。
4位横浜FCはコンスタントに勝ち星を重ねており、気づけば上位進出を果たしているチームですが、好守バランスの悪さと勝負どころでの弱さが目立ち、上位との対戦が続く残り試合がまさしく正念場と言えるでしょう。5位大宮アルディージャは取りこぼしが目立つ試合が続き、FW大前元紀やMFマテウスの個人に頼らざるを得ない状況が続いています。特に9月は難敵との連戦が続く事もあり、行方が注目されます。
という訳で、J1昇格に向けた争いをまとめると、以下の様に予想します。
(◎:当確 ○:有力 △:可能性50% ▲:可能性50%以下
◎ 松本山雅
○ 大分トリニータ
○ アビスパ福岡
△ 横浜FC
△ 大宮アルディージャ
△ 東京ヴェルディ
▲ レノファ山口
▲ 徳島ヴォルティス
▲ ファジアーノ岡山
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