2018年6月14日に開幕したFIFAワールドカップ2018ロシア大会も、フランスの20年ぶり2回目の優勝で幕を閉じました。それでは、64試合が行われたロシアワールドカップを振り返ってみましょう。

【欧州の躍進、「ジンクス」の継続】

この大会では、何と言ってもヨーロッパ勢の躍進が目立ちました。優勝したフランスのみならず、全員守備で食らいついたクロアチア、今大会屈指の技巧派集団・ベルギー、そしてダークホースのイングランドと、ベスト4は3大会ぶりに、すべてヨーロッパ勢で占められました。

ベスト16に注目

ベスト16に目を移すと、ベスト16進出はヨーロッパ10カ国(14カ国中)、南米4カ国(5カ国中)、北中米1カ国(3カ国中)、アジア1カ国(5カ国中)となりました。アフリカ(5カ国)のみ、ベスト16出場国がありませんでした。ベスト8進出国はヨーロッパ6カ国南米2カ国となり、やはりヨーロッパ勢の強さが数字上でも窺える結果となりました。

前回大会の優勝国がグループリーグで敗退する

そして「前回大会の優勝国がグループリーグで敗退する」というジンクスは今大会も健在となってしまいました。イタリア(2006ドイツ優勝)、スペイン(2010南アフリカ優勝)に、ドイツ(2014ブラジル優勝)が続いてしまう形となりました。今大会のドイツに関しては、世代交代が順調に進んでいないという事が顕著に現れ、グループリーグ最終戦では韓国相手に競り負けるなど、一時代の終焉を思わせる様な戦い振りとなってしまいました。ヨアヒム・レーヴ監督の続投が発表されたドイツですが、果たして立て直す事ができるのでしょうか。

【カウンターサッカーの席巻】

今大会では、フランスベルギーといったカウンターを主軸とするチームが好成績を挙げたという点も評価すべきでしょう。快足FWキリアン・ムバッペを生かすフランスや、日本戦のアディショナルタイムで見せた高速カウンターのベルギーだけでなく、FWクリスティアーノ・ロナウドを生かす戦術としてポルトガルもショートカウンターに活路を見いだした大会となりました。

ポゼッションサッカーは時代遅れ?

そのいっぽうでドイツスペインといったポゼッションに主軸を置くチームに関しては、相手チームを大きく上回るボール保持率を誇っていたとしても、相手のカウンター一発で沈んでしまう等々、結果を残す事ができませんでした。今大会の優勝候補筆頭であったブラジルでさえも、ベルギーショートカウンターに手を焼いてしまい、ベスト8で敗退という結果となってしまいました。

次回大会以降の戦いにおいて、主要国の戦術も大きく変わるきっかけとなりそうな大会となりました。

【賛否両論のVAR】

今大会で最も大きな変化を与えたのは、「VAR(Video Assistant Refelee)」の導入です。VAR導入により、今大会では29ものPKが与えられ、これは前回のブラジル大会での「12」を大幅に上回り、過去最大となりました。過去においてはディエゴ・マラドーナ氏の「神の手」のような誤審が大問題となるケースがありました。このような誤審が解消されるといったメリットはありますが、一時中断により試合の流れが変わってしまったり、アディショナルタイムが増える事によるビッグサプライズの増加など、試合を一時中断する事によるデメリットを危惧する声も聞こえてきます。

警告ポイント(フェアプレーポイント)

また、あまりよく知られていませんが「警告ポイント(TVではフェアプレーポイント)」の導入も、今大会が初となりました。日本代表が決勝トーナメント進出が決まった事で知られているものの、「警告ポイント」導入により、試合展開がつまらなくなってしまうと懸念する声もありますので、こちらも今後の総括次第で次回大会以降の導入有無が決まってくるでしょう。

【日本代表、大健闘の要因は?】

そして何と言っても、日本代表のベスト16進出は大きなサプライズとなりました。ラウンド16のベルギー戦では後半途中まで2-0でリードするなど、この試合をロシアワールドカップのベストゲームと推す声もあり、日本代表の奮闘振りは全世界に認められる形となりました。

ハリルホジッチ監督の電撃解任

ほんの数ヵ月前はバビド・ハリルホジッチ前監督の解任からロシアワールドカップでの活躍は無理という声が多く聞かれていましたが、このような好成績に繋がったのは「コミュニケーションの充実」が一番の要因であったと考えられます。ハリルホジッチ前監督は選手の意見をほぼ全てシャットアウトし、不安因子は放出する考えでしたが、西野監督は選手の考えをよく考え、お互いに咀嚼して共通のイメージを持つ事ができたという事が大きな要因でしょう。

続く日本人監督

その考えは新たな日本代表監督に就任した森保一氏を擁立した事にも大きな影響を与えたと言えますが、バビド・ハリルホジッチ前監督を招聘し、混乱を招いた責任日本サッカー協会がどう対処するのかという事は有耶無耶にされたままです。変わっていくワールドカップとは裏腹に、非常に風通しの悪い日本サッカー協会自体の改革は、今後進んでいくのでしょうか。

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